戦火の切れ端(4)小品

写真は匂いを伝えないから当事者以外の知ることの出来るのはいわば出来事の表題のようなもの。あの場所にいて私はずっとポロポロ涙を流してたけど、それは悲劇に胸を痛めたためではありませんでした。余りにひどい悪臭で、匂いがひどく眼に沁みたのです。あの出来事は、ヒロシマナガサキ以来の出来事として今ではひろく知られているようです。だけど私の知っているのは、あの時彼らから嗅いだもの。悲しむのにもたぶん余裕が居るのです。

 

 

✳ 画像はフリー素材です。フリー絵画。ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン作。

 

具体的な名前は出さなかったけど、ルワンダを念頭に浮かべていました。

話が変わるけど、色んな大人が困ったりしてるっぽい。簡単に解決出来るのに。ストーカー行為をやめてください。

分かってるんです。応援してくれている人たちもいますね。何故こんなことになるのだろう…… でも、ありがとうございます。