2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

詩, 浅瀬

冬なので路面が少し死んでいる 枯れた木立のない味けない通過地点 光量と酸素の中に浸透性のつめたい呼吸。 冬日(とうじつ) 何もかも既視感がある 誰も彼もが色褪せて何か稀薄で 昔もこんな時代があった。 傷んだ皮のほのかな腐臭 硬水の含む青白い鉄。 冬…