2024-02-04 詩, 浅瀬 冬なので路面が少し死んでいる 枯れた木立のない味けない通過地点 光量と酸素の中に浸透性のつめたい呼吸。 冬日(とうじつ) 何もかも既視感がある 誰も彼もが色褪せて何か稀薄で 昔もこんな時代があった。 傷んだ皮のほのかな腐臭 硬水の含む青白い鉄。 冬日(とうじつ) おれでも良いとあなたが言ってくれたなら。 ℓℓℓ * 画像はフリー素材です。 盗作禁止。著作権侵害禁止。ここ以外に載っていた場合それは無断転載です。