スノーホワイト(詩)

こんこんとつのる想いを何と形容したらよいものか

切なくて切なくてすでに狂おしいほど充たされている。

 

しめやかに音のない無心の雪は情を持たない

闇の密度の重みある凝縮と

降りつのる無垢な白さは矛盾せず谺(こだま)しあって

一つの感傷を

一つの真夜中を形づくっている

すでに薬を飲んだ身をブランコのない公園に

そこの寂しいベンチに置き去りにして待っている

みずからを滅ぼすために心のこりは減らしておいた

こんこんとつのる想いが耐えがたいほど切なくて

切なくて切なくて

いまはすべてを許せるほどに充たされている

わすれた顔もわすれなかった愛情も抱きしめていた

分不相応なほど愛されたのだ

しんとつめたい雪夜の中に滅びゆく旋律がある

切なくて切なくて

真冬の夜の寒暖をからだはすでに失っていた

幸せすぎて苦しいほどだ

旋律は金色の高くか細いきらめきがある

静謐(せいひつ)な雪夜のどこか奥底に聴こえています

あふれるほどの愛情に充たされながら瞼をとじた

聴こえない音楽だけが闇に聴こえる

切なくて切なくて

この愛を伝えずに去る痛みにも

抱擁の揺りかごがあると思った

通過してきた顔たちを見た。

 

身勝手だけど愛していました。

 

 

✳ 画像はフリー素材です。

二十代の頃に親しかった感覚で、これまでにも何度も扱ってきた題材です。

盗撮、迷惑。邪魔。失せて。これさ、前から思っていたんだけど、おれと競っている人たちは、一体誰と競っているの。おれはお前を知らないんだけど。でも分かるわ…… おれはお前みたいな奴とは絡みたくない。恐らくだけど、おれが一番興味のわかないタイプの人たちでは? ほんと、ストーカー連中が絡むと何もかも下等になるよね(笑)ストーカー連中は相変わらず自分らをストーカーとは認められないみたいだけど。自分を正当化することに躍起になるようになったら人間おしまいだわ。ストーカーはストーカーをやめたら楽になれるだろうに。こっちもやめてほしいです。