仔羊(こひつじ)の街(詩)

おれはおまえの罪状をひとことで要約できる

〝ひき返せる段階でひき返そうとしなかった〟

 

おまえには生涯つづく限りない奈落の時を

彼女の枕辺に青の造花を

おまえには生涯つづく限りない奈落の時を

彼女のかたわらに花の心を

 

おまえが負ける主な理由は

死ぬ覚悟さえなかったからだ

 

だけど因果は

巡るものだよ

 

 

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これ、最近で一番の暗黒篇かも(笑)出来うんぬんは置いといて、一つの告白の詩ではある。同じタイトルの詩を前にも書いたけど全然関係ない。

出来も何もないね、これは。笑