眼(詩)

あかね色の夕空にパカッとあいた巨大な眼

おれの狂った理性にはこんな恐怖が馴染むのである

瞳の色は狐のような金色(こんじき)で

そこでおののく金切り声は深遠に囚われて聞こえはしない

永遠に暗い深間をさ迷い続く声の谺を

だがおれは然して怖れず。

 

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ひさびさに詩を書きました。ひさびさだから勘が鈍っていると思います。

まあ…… 狂った記念にね(笑)書きました。