かわたれ時 (だがそれは何時のことだろう) 私は少しでも高いところへ行くために 〝修道院〟の物置じみた屋根裏部屋をおとずれる そこからは東が見える 砂糖黍(さとうきび)の密林と名前の知らない一本の木のある丘が見え その向こうに街と呼ばれた何かが…
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